シャトー・ジレット

シャトー・ジレットについて

シャトー・ジレットは、ソーテルヌ地区にあるシャトーで造られている甘口白ワインです。
ソーテルヌ格付けは認定されていませんが、ソーテルヌ地方でも極めて珍しい管理が行われており、瓶詰までに20年以上もコンクリートの発酵樽に貯蔵するという、非常に出荷の遅いヴィンテージをリリースしています。
この出荷の遅いワインは「クレーム・ド・テート｣と呼ばれ、極めてバランスが良く、保存状態も驚くほど良いと、多くのワイン愛好家やフランス有数のレストランから高い評価を受けており、ワイン評論家のロバート・パーカーも絶賛しています。
このように、シャトー・ジレットでは利益を重視する生産者が多い中、飲み頃にならなければ世の中に流通させないという、ワイン造りのプロ魂を感じる事ができる数少ない生産者なのです。

シャトー・ジレットの畑

シャトー・ジレットの畑は、世界の貴腐ワインの頂点に立つシャトー・ディケムの畑が数キロ北にあるという立地に位置しています。
土壌は砂が多く、岩と粘土主体で、4.5haほどあります。
シャトー・ジレットの畑ではセミヨン90％、ソーヴィニョン・ブラン9％、その他1％が栽培されており、これらのブドウの樹の平均樹齢は45年となっています。